かけだし外資コンサルタントの日記

かけだしのコンサルが偉くなるまでの(まずはシニアマネージャ)日々の教訓等をブログに残します

モチベーション維持の仕方

今日はモチベーションの話をしたいと思う。モチベーションを完璧にコントロールできたらなんでもうまくいくようになるんじゃないかって思うくらいコントロールが難しいものだと思う。


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というのが私の古くからの友人が過去に見ないくらい自分を磨くという点に関してそうとうなモチベーションをもって頑張っているのを目の当たりにしていて驚いているからだ。
彼は元々中堅どころの外資の広告代理店でコピーライターをやったり、大手で営業やったり、恋愛ゲームの会社にいったり、また中堅どころの広告代理店もどったり、今はweb製作会社にいったりと自分の気の赴くままに生きてるような人間で、勉強とかして自分を磨いててっぺんとってやるんだとかそういうタイプではなく今を楽しく生きてるんだ俺はみたいなタイプだった。

そんな彼がここ最近急に英語をマスターして海外で一旗あげるんだみたいなことで、英語の勉強を始めたのである。しかも独学ではなくて予備校みたいなところにまで行き、かなりの時間を英語の勉強に当てているようだ。

このままの調子で頑張ることができたらきっと英語は上達するに違いない。ただ一つの問題はそのモチベーションをいつまで保つことができるかではないだろうか。そこで今日はモチベーションを維持するにはどうすればいいか考えてみた。

普通の人がモチベーションを保てなくなるポイントはだいたい以下のようなものだろう。

1.飽きてしまった
2.成果が目に見えず諦めが入ってしまった
3.他に興味あることが出てきてしまった
4.不可抗力(例えば仕事で忙しくなって時間作れないとか)で、計画が崩れてしまった
5.他の誘惑に負けてしまった(飲みやデート等)
6.純粋に無理と思ってしまった(強敵に勝てないと悟ってしまった等)
7.楽な方向に快楽を覚えてしまった

等々こんな感じではないだろうか。
どれも手強い問題に感じる、だからモチベーションを維持することはとても難しいのだ。
上記が原因でモチベーションを失わないようにするために私がやっていることはだいたいこんな感じだろうか。

1.飽きてしまった
→飽きないようにいろんなところからの情報をコンスタントに入手し続ける。
例えば資格試験を頑張っているのであれば、2chSNSでその資格の板をみたり、その資格保持者を募集してる求人をチェックしたり。アンテナを張り続けることだ。世の中に溢れる情報はつきることがない。そういうものを見ていればまあ飽きないだろう。

2.成果が目に見えず諦めが入ってしまった
→こ、これは難しい。私の場合天才なので中々吸収できないということはないが、ベーシックなスキルを身につけようとした場合などによくあたる障壁ではないだろうか。例えば資料纏めのプロになりたい、ファシリテーションスキルを身につけたい、リーダーシップを発揮して頼られたい等だろうか。これはそう簡単に身につくものではなく自分の主観も左右するため、さらに難しいという側面もある。
なのでこの手の問題は自分は天才だからできてるもんだと思い込むのも一つの手だ。

3.他に興味あることが出てきてしまった
→モチベーションが最高潮に達すると陥りがちなやつ。あれもこれもといろんな事に興味が出てきて手につかなくなり、その探求にフォーカスしてしまい、結局何もやってないというパターンだ。
これは比較的簡単に対策が打てる。一番今必要なものは何か順位づけをすればいいだけだ。それだけで他への興味は絶たれるだろう。

4.不可抗力(例えば仕事で忙しくなって時間作れないとか)で、計画が崩れてしまった
→これも実は簡単だ。計画は細かく立てない、1日の目標も絶対に欲張ってはいけない。必ず達成できるようなものにすることだ。一時間必ず勉強するとか、今週はここまで確実に進めるとかなんて立てたらアウトになる可能性がぐっとあがってしまう。不可抗力をなめてはいけない、簡単に計画を崩してくる。とはいっても1日1時間は時間を確保しない限りもう達成できないものに目を向けていたりすることもある。
これはもう何かを犠牲にするしかない、遊びを絶ってまとめて確実に時間を作るとか、早朝の仕事なんてないから朝活をするとかだ。後者の方は激務中の場合、かなりの精神力と体力が必要となるので最終手段といってもいいだろう。

5.他の誘惑に負けてしまった(飲みやデート等)
→これはただのダメ人間。議論するに値しないとも思うが、月に一回だけは飲みに行ってもいいとかデートしていいとかルールを作ってしまうのも手だ。頑張りすぎもモチベーションを保てなくなる要因の一つではあるのでご褒美制度的なものも大事だろう。

6.純粋に無理と思ってしまった(強敵に勝てないと悟ってしまった等)
→これはかなり深刻な壁だ。無理と思ってしまったら無理ではないだろうか。これも上の話と同じになってしまうが、自分は天才だから無理とかありえないと洗脳してしまうのが一番だろう。それくらいしか解が思い浮かばない・・

7.楽な方向に快楽を覚えてしまった。
→個人的には一番これにやられてしまってる気がする。眠い→寝ておきてからやるか、一時間だけテレビみてからやろう、お腹すいたからご飯食べてからやろう、まずはお風呂だろ、まずは本を一通り集めるか、まずは自己啓発本でも読んでモチベーションあげとくか、明日やればまき返せる等々。楽な方向に進ませる誘惑の数ときたら半端じゃない。それに必ず打ち勝つ方法は、、私が知りたい。模索中だ。
モチベーションを維持し努力した結果成功している時のイメージを、全力で妄想し続ける等だろうか。それだけでは確実に弱い、いくら成功してる時のイメージを思い浮かべても現状がよほどひどいとか、どうしようもない状況でない限り、人は現状でstayしても死にはしないとか、心のどこかで思ってしまうものだ。
なので逆手を取って、そのひどい状況を必然化してしまうなんてのはどうか。例えば1年以内に英語をマスターして渡米するという目標を立て頑張ろうと思ったなら、1年後に渡米しないと人生終わるような仕掛けをしておけばいいわけだ。
例えばアメリカに定住権がないと引き出せない銀行口座に全財産を預けてしまうとか。※その前にそんな口座ないわとか、どうやってそんなの作るんだよとかそういうのはなしで。
という感じで完全にここはノーアイデアな感じになってしまった。皆さんの意見を是非コメント欄に忌憚なく残していただきたい。


というようなことなので奥が非常に深いということがわかっていただけだろうか。人間とは心が弱い生き物である。

ちなみにいまや1円で売られているが、人生であらゆることに対して一番モチベーションが上がった本はこれかもしれない。
あまりその手の本を読んだこともなく新婚旅行でハワイに行くときに飛行機暇だからと思ってなんとなく手に取った当時新刊の本。勝間和代の本。行き詰まった人は読んでみるといいかもしれない、オススメの本とかも結構載ってる。