かけだし外資コンサルタントの日記

かけだしのコンサルが偉くなるまでの(まずはシニアマネージャ)日々の教訓等をブログに残します

コンサルのつけいる隙

こんなこといっていいかわからないが今日はコンサルの価値というかクライアントにつけいる隙について話したいと思う。

コンサルってどうやって企業に入り込んでいくの?って疑問にもたれてる人が多いと思う。そんなかたがたの悩みに現場にいるわたしの偏見でお答えしようと思う。

まず、最初の入り方だが本当に最初の入り口はよく知らないのだが、提案する機会を得たあとという観点でみた場合、システム関連でみたら、まずそこらのSierに負けるような提案はしてないのは間違いない。Sier出身の私が言うのだから間違いないだろう。

今でもあの時の衝撃は忘れない。Sier時代にどんなに競合しても勝てなかった理由がコンサル会社に入ってわかったきがする。
なぜならSierが(会社にもよると思うが)片手間で現場のプロマネやさえないシステム営業が作ったプレゼン資料と比較してみると、コンサル会社が作るプレゼン資料はもはや提案というか、要件定義書級の内容を提案資料として提示したりしていたりするわけだ。コンサル会社もそれは認識していて、100%Sierには負けないという自負があるようだ。負けたらまじで恥というレベルの感覚だろう。むしろそんなことした日には干されかねないレベルだ。

だからまず負けない。むしろコンサル会社は目先の利益にとらわれたりしないので今後でかい案件に結びつけられるとか、そういう観点でクライアントを取捨選択する。仕事が取れればいいという世界ではない、とれてもパートナーの判断でけったりするような世界だ。そう考えると信じられないような世界だ、そこらのSierとはやってることの次元が違うわけだ。

まず提案段階でどうあがいても勝てないまずそれが第一のポイントだ。

とか書いてるうちにだんだん描くのが面倒になってきたので、今日はこの辺で。
続きはまた今度。眠いなしかし。