かけだし外資コンサルタントの日記

かけだしのコンサルが偉くなるまでの(まずはシニアマネージャ)日々の教訓等をブログに残します

グローバルビション

以前になんか面白そうなテレビないかなと思ってきになった番組を予約しまくったときにはいってたやつがタイトルのグローバルビションてTOKYO MXでやってる三井物産東北新社が作ってる?マニアックな番組だ。

番組の内容としては世界のxxみたいなイメージでいろんなxxがどうなってるのかを紹介するというものだ。
先週は婚活だった、今週は世界の7歳ということで、スワジランド、セルトルシア、ウルグアイの7歳の子たちがどんな生活を送ってるかという内容だった。

昔から世界がどうなってる?みたいな番組は好きでよくみてた。最近だと世界行ってみたらこんなとこみたいなやつとか世界各国の秘境に住んでる日本人を紹介する番組とか流行ってるみたいだ。

バラエティーみて不毛な時間過ごすくらいならこういうのみてたほうがなんとなくためになってるきがする。外資の会社にきて思ったことは世界と仕事してる人たちがたくさんいて、すげーなとか思いつつも、自分はまず語学の問題で太刀打ちできないみたいな残念な感じなので、英語の勉強はするとして、いつか役に立つかもしれないから、いろんな国の文化とかそういうの知ってたほうがいいんじゃないかとか思ってテレビみながらホゲホゲしようと思ったときにでも見ようと思って録画してるやつだ。

今週のは世界の7歳ということで、自分の子供ももうすぐなる年齢ではあるからどんなものかというも興味あった。
スワジランドとかセルトルシアなんて名前の国聞いたことすらなかったが黒人の国のようだ。アフリカにあるのか?調べてはいない。スワジランド第二外国語が英語で英語の授業していた、セルトルシアの母国語は英語だったな。ウルグアイは謎、英語ではなかった。

学校の様子とか休日の過ごし方とかそんな内容だったのだが、セルトルシアはちょっと面白くて、学校で優秀な成績とるとピンバッチをもらえて、それを誇示するためにポロシャツの襟につけるということをしていた。さらにそのポロシャツがえげつなくて、優秀な成績のこの背中にはでかでかとExcellent、だめなこにはChallengerみたいな言葉が刺繍されててまじかよと思った。
日本でやったら教育委員会とかPTAとか馬鹿な子のお母さんの集まりとかからクレームの嵐がきそうな内容だ。道徳上問題あるとかなんとかいってね。でも自分を思い返してみると少なからずそういう優劣階級みたいなのを設ける事はやってたけど(ククを言える人を相撲の階級みたいに小結、大関横綱とかでわけて、子供のやるきをださせようとするやつだククを全部間違えないで言えたら横綱みたいなことだ。)、制服にまでそれを刻印するとはなかなかシビアな世界だなと思った。
会社に入ったらいやでもそういう環境に身を置くことになるから、小さい時から慣れさせるという考えもありといえばありだが、だめで上に上がれない子にとっては人生を飽きらめるような要素にもなりかねないよな。どうせおれ馬鹿だから、勉強しないみたいな。一長一短って感じだ。教育は奥が深い。特に子供の教育は。

あと見てて思ったのが将来の夢は?という質問に対して皆両親を尊敬してて両親の職業やりたいといってたことだ。
スワジランドの子は学校の先生、セントルシアの子はプログラマウルグアイの子はデザイナーだった。どれも父か母の職業。

自分はどうだっか考えてみたが親父のような職業やりたいと思ったことはなかった。というのも親父からは俺みたいな闇の仕事しなくてもいいようになるためにお前は勉強していい大学いって医者になるといいといわれていた。だから昔なりたいと思ってた職業は医者だった。高校でわけのわからない生物の授業する変わった先生にあたってしまい生物がきらいになりそこから医者の道はたたれてしまったが。その人は型にはまらない授業をやるタイプの人で教科書通りにやるというか、みじかな話とかそういうのを学問に結びつけて進めていくタイプでちゃんと授業聞いてないとあとから挽回できないタイプの授業スタイルだった。中学のときも理科の先生が三年のときにまさにそのタイプですげーやりづらかったのを覚えてる。中三のときは死に物狂いで勉強してたからよかったけど、高校では遊びすぎた。

話が逸れたが親の影響力はすごいということだ。でも思い通りにしようとおもって無理強いしたらそうならないケースも多いから(反発でね。いい子ならいいかもしれないが)、自由にさせようという考えもあるがそうすると何もしない子になるリスクもでかい。よく私は完全に自由にやりたいことさせるんだみたいなことを言う人がいるが、ばれないように道筋を示してあげることは必要だと思う。いろんな考えがあるし、正解はないと思うけど。
少なくともこのテレビの中で家族に憧れる子供率高いってこと考えるとそれが一番の正攻法なんじゃないかと思った。東大卒の家庭の子はまた東大にいくって例と同じだろきっと。皆がどう育ててるのかは知らないが、お父さんはな、東大いってxx商事入ったから今こんなすごい仕事、生活ができてるんだみたいなことを子供の頃から擦り付けられてたら自分もそうなるんだ!と思うのが普通の流れというものだろ。
あんな家庭を捨ててまで馬車馬みたいに働いてるやつは知らねー、親じゃねーみたいな変な道にいってしまうケースもあると思うけど、それは放置した結果だと思う。
お父さんの仕事すごい、かっこいい、俺もそうなりたいって思われるように小さい頃からすりこんでいこうと思った。ただこれをやりなさいとは言わない、勝手に憧れてやる気出してもらうことが目標だ。




こんな本も出てるんだなw